男性目線で育児と家事を楽にするブログ「イクカジ」のマスダマス(@masudamasu194)です。
妊活をして無事に赤ちゃんがお腹に宿ると同時に、お母さんにとっては辛い日々が始まります。
いわゆる「悪阻(つわり)」のスタートです。
私の妻は妊娠4週目から徐々に悪阻が始まり、18週くらいまで続いていました。
後半は多少楽になったものの、8週~15週の間は本当に辛そうでした。
どれだけ悪阻が辛くても、男が代わってあげる事はできません。
できるのは肉体的・精神的なサポートのみです。
男には一生解らない「悪阻」を迎える妻と、どう向き合っていけばいいのでしょうか?
悪阻ってどのくらい辛いのか?
ネットで少し調べると、どのくらい「悪阻」が辛いか書かれています。
個人差があるので一概には言えません。
全く無かった、と言う人も居れば入院した、とい人も居ます。
私の妻の場合は「自分の限界を超えて呑んだ翌日の、最高に気持ち悪い二日酔い状態が延々と、いつまで続くか解らない感じ」と言っていました。
これは辛い、めちゃくちゃ辛いです。
その他にも悪阻は体に色々な症状、と言うか変化が出ました。
- 味覚が変わって甘い物が嫌いになる
- 食べ物全般の匂いが嫌いになる
- 夜に寝れなくなる
- お茶なども嫌いになるので飲む物が水一択になる
- 体がだるく、少し動くと気持ち悪くなる
- 腰やお腹が痛くなる
風邪などとは違うので寝てれば良くなる訳でもありません。
ただ、横になって寝ていれば立っているよりはマシ、くらいの体調だそうです。
悪阻に対する男なりの心構え
多少は悪阻に対して勉強した積りでしたが、どれだけ男が勉強しても実際に悪阻になるのは妻です。
そして妻に対してしてあげられる事は、サポートだけだと思っていました。
私ができる事は全部やる、くらいのスタンスで悪阻期間に挑みました。
妻の悪阻が始まると横になっている時間が長くなり、夜に寝れなくなるので朝も遅くまで寝ている様になります。
悪阻自体は新しい命が体に宿る過程でどうしても避けては通れない物だと思います。
そして、その新しい命は自分と妻二人でこれから育てていく子供です。
そう思うと「妻が悪阻で寝てばっかりいて~~」とか「悪阻だからって家事なんにもしないんだけど」とか、そんなのどーでもよくなってきませんか?
家事はどっちの分担とか、自分は仕事があって疲れているのに、とかそんなの別にどうでもよくって「できる時にできる人ができる事をやる」方が効率的です。
サクサクと終わらせましょう!
我が家の場合
平日の帰宅は夜9~11時くらいが多いので家事はその日に使った食器の洗い物くらいしかできませんでした。
妊娠前はあまり惣菜などを買う事がなかったですが、悪阻の間は冷凍食品やスーパーの惣菜、定食屋などでの外食が多くなりました。
ご飯を作れる体調じゃない、と言うのもありますがそれ以上に「ご飯の炊ける匂いダメ」だったり「調理中の匂いで吐きそうになる」などがありました。
なので、外で食べてくるか家の中で食べる時も少し離れた場所で夕食を食べていました。
家事は貯めておいて休日に一気に片付けます。
正直、エンジンが掛かるまでは「面倒臭い」と思わないでは無いですが、目の前の仕事がサクサク片付いていくのはやっていて気持ちがいいです。
もっともその「面倒臭い」事を妻はやっていた訳ですが……。
とにかく休日は無双状態になって片っ端から家事を片付けます。
妻には好きな態勢で過ごしてもらうのが一番良いと思います。
子供は妻1人だけじゃ作れなくて、あなたと2人の子供です。
悪阻の間も「あいつ楽してるよなー」じゃなくて、妻と2人で乗り切る感覚が大切だと思います。
その甲斐があってか我が家では悪阻期間にケンカする事も、どちらかが極端に落ち込む事も無く過ごす事が出来ました。
妊娠と言う「国で言うなら100年に1度の国家的プロジェクト」の前に、男は無力です。
自分の出来る事を精一杯やりましょう。
それでは!