男性目線で育児と家事を楽にするブログ「イクカジ」のマスダマス(@masudamasu194)です。
出産をする場所を選ぶ時に、大きく分けて2つのパターンがあります。
里帰りをするか、しないか、です。
女性目線で語られる事も多い「里帰り出産問題」ですが、私たち男性にとっても大きな問題です。
当然ですが、里帰りするかしないかによって、やるべきことが変わって来るので「別にどっちでもいいや」と、気楽に構えては居られません。
男性から見た、里帰り出産のメリット・デメリットを考えてみたいと思います。
里帰りして出産するメリット
常に誰かがいる安心感
妻が里帰りして出産する1番のメリットは常に誰かが近くにいる安心感ではないでしょうか?
地元を離れて働いている場合、夫が仕事に行っている間は妻が1人っきりになってしまいます。
しかし、里帰り出産なら妻の両親が近くに居てくれるので、何かあった時でも頼りにできるので安心ですね。
家の模様替えやリフォームができる
新しく増える家族に合わせて家の改築や模様替えをするなら、今がチャンスです。
妊娠中は安静にしていて欲しいので、周りでバタバタするのは避けたいところ。
しかし、里帰り中ならばそういった気づかいは無用なので新しい家族の誕生に向けて必要な所をリフォームしたり、家具を買い替えたりしましょう。
我が家も妻の里帰り期間に合わせて部屋の模様替えをしました。
マンションの1室とは言え、私と友人の2人でほとんど全部の家具を入れ替える作業を1日で終わらせる、という貴重な体験ができました……。
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ちょっとだけ、独身気分が味わえる
また、結婚してから数ヵ月の間とはいえ、別々に暮らすのは新鮮な体験です。
自分のペースでご飯を食べ、お風呂に入って寝るのは独身時代を思い出すので楽しくもあります。
里帰りして出産するデメリット
住む場所が分れること
1番痛感したのは、家族が増えると言う重要なタイミングで住む場所が分れることです。
子供のあれを買うのを忘れた、会社に提出書類が必要だ、〇〇が急に必要になった、など突発的な 用事が生まれやすい時期に離れて暮らすのは何かとストレスが溜まります。
また、顔を合わせて話す機会が無くなるので、LINEや電話などでマメに連絡していても、ちょっとした事が原因でケンカになったりします。
表情やしぐさが見えない分、LINEや電話でのコミュニケーションは注意しないといけませんね。
さらに妻の実家とはいえ、大人が数ヵ月寝泊りする訳ですから、それなりに費用も必要になってきます。
ホテルなどであれば必要な金額が始めから分かっているので、問題ありませんが妻の実家となると話は変わってきます。
妻の実家とのお金問題
お金のやり取りはデリケートな問題なので、金額の大小を含めて慎重に考えなければなりません。
親族間でのトラブルほど厄介な物はありません。
念には念を入れて、しっかりお金を準備しておきましょう。
少なければ「そんなに金が惜しいか」と思われ、多ければ多いで「バカにしているのか」と思われ……。
一般的には3万~5万円を出産の前後2回、妻の実家へ渡す事が多いそうです。
我が子が新生児の間に会える時間が少なくなる
新生児とは赤ちゃんが生まれてから1カ月を迎えるまでの事を言います。
そして、妻の里帰り出産が終わるのは、赤ちゃんの1カ月検診が終わってからです。
つまり、我が子が新生児と呼ばれる間に触れ合える時間が、かなり少なくなります。
特に現住所と妻の実家が離れている場合は出産に立ち会った1回と、里帰りが終わって帰って来る1回の計2回、なんて事になりかねません。
2度とない我が子の新生児姿を見れないのはかなり寂しいですね。
現住所と妻の実家間の移動が大変
これは人によりますが、今住んでいる所と妻の実家が離れている場合、ちょっと顔を出すのも大仕事です。
新幹線から在来線に乗り継いで、そこから更にバスに揺られ……。
平気で移動に6時間とか掛かると、休みの日に気軽に行くわけにもいかなくなります。
「破水したから、こっちに来て!」と、妻から連絡を貰ったので超スピードで帰っても間に合わなかった、なんて話もチラホラ……。
車で1時間くらい、ならそれほど気にはならないかも知れませんが、遠方の場合はそれなりの覚悟が必要です。
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結局どっちがお得?
なんだか、改めて列挙してみると里帰り出産って男性にとってはあまりメリットが無い様なイメージになってしまいましたね。
ただ、逆に考えれば妊娠中の妻を預かってもらうという事はそれだけ大変な事だし、男性側もそれ相応の行動をしなければならない、という事です。
デメリット、という書き方をしましたが出産に関しては100%妻の希望を叶えて出産しやすい環境を作ってあげるべきです。
なのでデメリットというよりも「乗り越えなくてはならな壁」くらいの表現の方が近いかもしれませんね。
ただ、この期間を上手く使って家事もこなしつつ、料理もして仕事に行く様な流れを作れば、妻が帰ってきた時には頼もしい存在になっているはずです。
妻が居なくて料理ができない期間とみるか、妻が居ない間に料理のレパートリーを増やせる期間とみるか、考え方1つで変わってきます。
いずれにしても、妻と赤ちゃんが帰ってくれば戦争の様な毎日が待っているので、里帰り期間中にしっかりと家と自分の態勢を整えてお迎えできる様にしたいですね。
それでは!